備前壱号

五十嵐氏が得意とする2プリーツトラウザー

50年の歳月を経て復刻された伝説の生地
タケヤリ「備前壱号」で新発売

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株式会社タケヤリ

創業明治21年の老舗

明治21年に創業し、130年の歴史を持つ老舗帆布ファクトリーです。
帆布の国内生産シェア70%を誇る一大産地 岡山県倉敷市に工場を構え、高品質な純国産帆布を作り続けています。
長年受け継がれてきた太番手の糸で高密度に織る技術を用い、風合いの良い高品質な帆布を織り続けています。

「備前壱号」

50年の歳月を経て復刻された幻の生地

昭和20年頃に誕生し、主に制服などに使用されていました。高密度のタフさと肌触りの良さから好評を博したものの、化学繊維の台頭などによって昭和40年頃に姿を消した幻の生地。「当時の生産工程そのままに生地を復刻できないか」、残されたビンテージ生地を元にタケヤリの技術と熱い想いによって、約10年前に復刻を実現しました。 

現存台数の少ないベルギー製の杼投織機(ひとうしょっき)

タケヤリでしか織ることのできない技術

現代の織機が1日に300〜360メートルの生地を織り上げるのに対し、ベルギー製のシャットル織機は1日にわずか35〜40メートル程度しか織ることができません。
しかし時間をかけてゆっくりと高密度に織り上げることで綿本来の持つ膨らみを保ちつつ、抜群の肌触りやしなやかな風合いに仕立てることができます。
織り出す前の準備工程においても、かつての技法を忠実に再現。
現代では常識である糊付けを行わない(無糊)ことで、より一層綿本来の風合いを体感することができます。

Made in Japan クオリティ

 かつての生産工程を忠実に守り、旧式のシャットル織機で織り上げるには、それを扱う職人の技術が必要となってきます。無糊による糸切れや、生地幅の乱れ、生地端を整えるための処理など、プロの目による厳しい検反が欠かせません。そのシビアな姿勢が、Made in Japanならではのクオリティにつながっているのです。

こだわりを随所に落とし込んだ縫製とパターンメイキング

Trousers Tailor 五十嵐 徹氏 完全監修

着用感はパターンメイキングに大きく左右されます。
+CLOTHETは生地の開発に留まらずトラウザー専門テーラーの完全監修のもと、製品づくりを行っています。

従来のパターンメイキングに五十嵐氏が積み重ねてきたテーラーとしての経験・長年の“研究成果”を惜しみなく製品に落とし込みました。

テーラー自らサンプルの仕上がり・着用感を確認。
試作を繰り返し完成した渾身のパンツは、着用する方に従来の既成パンツの概念を超える感動を与えてくれるはずです。

五十嵐氏得意の2プリーツ仕様

五十嵐氏が得意とする2プリーツスタイルが新登場。
五十嵐トラウザーズのエッセンスに+CLOTHETらしさを加えたトラウザーズはゆとりを持たせながらも、太すぎず、スタイルを問わずスタイリングのしやすいシルエットに仕上げました。

ウエストまわりのイセと極細玉縁

生地厚のある備前壱号ではウエストにイセを入れることは非常に困難。+CLOTHETではそのような生地でも出来る限りイセを入れて身体にフィットするように仕立てています。
また3mmの細玉縁ポケットを採用することでドレッシーな雰囲気を持たせています。
イセとは・・・長短2枚の布の長い方を縮めて丸みやふくらみを出すこと。

パーマネントプリーツ加工

日常生活の中で雨や汗、歩行によってどうしてもあまくなるプリーツ(センターライン)。
今回のトラウザーには耐久性に優れたパーマネントプリーツ加工を施しており、洗ってもプリーツが取れにくいようになっています。