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フランス、オランダ、ベルギーの3ヶ国を跨いで広がるノルマンディー地方。ALBINIで使用される原料はこの地域の豊かな水、広大な畑で育ったノルマンディーリネンを使用しています。繊維が長く、美しい光沢感としなやかで肌触りの良さが特徴です。
清涼感のあるリネン生地はイタリア3大生地メーカーのひとつで世界最高峰老舗シャツ生地ブランドであるアルビニのサハラを使用。「DELAVE(デラベ)」とネーミングされた特殊な染色方法で作られた素材です。DELAVEとはフランス語で「洗いざらし」といった意味を持ち、ビンテージ感のある表情ながら、どことなく上品さのある仕上がりが魅力です。
リネンの原料になる植物のフラックスは1年草のハーブで、ノルマンディ地方で育ったフラックス産出量の8割は中国へ、残りがベルギーなどの紡績工場へ送られます。(写真は初夏から夏にかけて美しいブルーの花を咲かせるフラックスの花)フラックスの茎から繊維を取り出し、紡績してリネンの糸が作られています。
ALBINIでは綿と同じくリネンに関しても「最高の原材料の選択と完璧な生産管理」への拘りは貫かれており、ヨーロッパ内で紡績・染色した糸をALBINI自社の工場で生地に仕上げています。
アルビニリネンシャツの衿型はホリゾンタルカラーを採用。タイドアップでドレスアップにも、洗いざらしでカジュアルにも着こなすことができます。釦を外すと襟が綺麗に開いて首が長く見えるのも特徴のひとつ。
洗いざらしな雰囲気の中でも白蝶貝ボタンはシャツの美しさを際立させます。前立裏にはアルビニであることを示すファブリックネームが付いています。パンツインでもパンツアウトでも着こなせる丈感になっています。
左裾のガゼットにはアイコンの+マークを入れています。ガゼットとは・・・前身頃と後身頃の合わせた裾部分の縫い目が裂けないように付けた補強する布のことで、元々は縫製技術が未熟でこの部分が裂けてしまい易かった為、それを防ぐ意味で取り付けられていたものです。
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