ALBINI
Cotton Knit

原料の良さを最大限に活かしたベーシックなデザインとシルエットのニット

SCROLL

「ニットに型紙」

シャツやジャケットとの相性を考えた設計

一般的なニットでは型紙を作成しませんが、+CLOTHETでは人体のラインやニットの特性を考え型紙から設計しています。
着用時の肩や腕周りの動きを見直すことで、ブランドのシャツやジャケットと重ねてもごわつかないスッキリとしたシルエットを実現しました。

オタクな話の向こう側にある心地良さ

人体のラインに沿うこだわりのシルエット

ニットを人体のラインに沿ったシルエットを表現するためには、首回りや袖の付け根部分など、カーブのある部分の目を減らす必要があります。この「減らし目」と呼ばれるディテールを随所に入れました。
とくに、+CLOTHETで採用している「目立て内減らし」という技法は、手間がかかる分、編み目の接続部分をより美しく仕上げることができます。

※目立て内減らしとは、編み端より内側で減らす方法です。
通常の外減らしに比べて手間な分工賃も上がる手法ですが、上品で美しい仕上がりが特徴です。

世界最高峰のシャツ生地ブランド「ALBINI」を支える紡績メーカー

「i cotoni(アイコットーニ)社」による紡績

カリフォルニア州のコ―コランという地域で収穫される、スーピマコットン「CORCORAN(コーコラン)」でニットを製作。スーピマコットンの中でもとくに繊維が長く、強度に優れているのが特徴で、ごく僅かしか取れない希少な原料です。

この希少な原料をALBINIグループの紡績メーカーである「i cotoni(アイコットーニ)社」にて紡績。生地の生産工程でかかる糸へのストレスなどを極力排除することで、光沢感や風合いなど原料の持つ良さを最大限に引き出すことに成功しました。

+CLOTHETで展開しているALBINIシャツと抜群のマッチングです。

熟練工によるリンキング

リンキングは熟練工によって一目一目手作業で行われ、肌触り良く柔らかに仕上げられています。
希少な原料、計算された型紙、これらを繋ぐリンキングにも妥協のない想いが込められています。

※リンキングとは、編目のループ一つ一つに糸を通してつなぎ合わせていく、ニットならではの縫製技法です。非常に細かい作業で熟練した職人の技が必要ですが、ニット独特の伸縮性を保ちながら、継ぎ目が目立ちにくく、すっきりと仕上げることができます。

TPOに応じて使い分けられる仕様

カーディガンはトップボタンを高めの位置に取り付けました。デザインの一部ではありますが、上までボタンを閉めることで、首元の肌寒さを軽減したり、カッチリとした印象に見せることもできます。

ネックラインの調整

ほどよいネックラインはジャケットの下にも、シャツの上にも着ていただけるように調整しました。
さらには、細めのリブにすることで上品な印象に仕上げています。

裾は袋編み仕様とアイコン刺繍

裾は絞りを入れず袋編みにすることで、ストンとしたシルエットを維持。ずり上がってしまう心配もありません。
また、左裾にはブランドのアイコン「+」マークを刺繍しています。