WORK with CLOTHES
#01「スプリングバレーブルワリー東京」ビアソムリエ 石井努

 

代官山にある、今話題のブルワリーを併設したレストラン「スプリングバレーブルワリー」。そこでビアソムリエとして働く石井努さんに毎日のお仕事のことに加え、「+CLOTHET」自慢の商品「+C Care(クロスケア)防汚加工」を施した汚れが付きにくいシャツとパンツを勤務時に実際に着用してもらい、アイテムの着心地や機能性を実感してもらいました。


+C Careとは、機能性、ファッション性、着心地を高次元で融合させた+CLOTHETの機能素材の名称です。 これまで機能素材の多くは、機能を優先することで風合いなどは後回しになりがち、もしくは機能を付けやすいポリエステル混などが主流でした。 +C Careは、原料にこだわりを持って開発した素材の良さと機能を最大限に活かすことを目指して世界中のパートナーと共同開発しています。

Photography:Yuco Nakamura
Interview:Kei Osawa
Edit:K-suke Matsuda




ピザ職人を目指し飲食業界に入るも、気づけばソムリエの道に




__普段はお店でどんなお仕事をされているのですか?


お客様のニーズに合わせたビール選びや、ビールにマッチする料理をおすすめするなど、ビールを最も美味しく飲んでいただくためにサポートをしています。


__いつからビアソムリエになりたかったのですか?


このお店に来てからです。以前は全くなかったですね。私はワインソムリエの資格も持っているのですが、もともとピザ屋をやりたくて、ソムリエを意識し始めたのはイタリアンのピザ屋さんで勤めたことがきっかけですね。最初はホールから任されたのですがそれがすごく楽しくて、そのままホール業務にはまっていき、その流れで本格的にソムリエになろうと思いました。ビアソムリエの方は、こちらのお店で働くようになってから興味をもちました。



それまでビールは、いわゆるピルスナースタイルのものばかり飲んでいて、クラフトビールには興味こそありましたけど詳しくなくて。でももっとビールについてプロフェッショナルになりたいという思いから資格を取得しました。僕がもっているのは「ジャパンビアソムリエ協会」という団体の資格です。


__ビアソムリエになってよかったことは?


ビールに特化してお客様にサービスができるというのがいいですね。自分もまだまだ勉強中なので、ビールについて日々新たな発見があってすごく楽しいです。


__やりがいはどこに感じますか?


いかにビールがカッコいい飲み物であるかを提案する、そしてビールでお客様を満足させるか、それに尽きます。ワインの場合、楽しみ方として最初にスパークリングワインを飲んで、その次に白、最後に赤ってあるじゃないですか。そうやってビールを飲みたいという人がいらっしゃってもビールにはそういうものがないんです。ただその順番を考えた方が、よりビールを美味しく飲めると思うんですよね。その提案をどうしたらいいか模索している最中です。




ビールのしみやボールペンの跡、汗…。ビアソムリエは仕事汚れと背中合わせ




__普段はどういった服装で仕事をされているのですか?


上は白シャツにベストを着て、下はデニムというのが基本的なユニフォームです。


__普段そのスタイルでお仕事をされる中で、どうしても避けては通れない汚れってありますか?


仕事柄毎日ビールを扱っているので、何かのきっかけでビールが白シャツにこぼれてシミになるときがあって、それを落すのが大変なときはありますね。あとは胸ポケットはボールペンを携帯しているのですが、忙しいとペンの出し入れが激しくなって、気づくとボールペンの線が滲んでしまったりもするので、それも困りますね。あとこれはこの仕事に限らず、白シャツなので首回りや手首など、肌に接する部分が着ているうちに汚れてくるというのもあります。



__ユニフォームはどのくらいの割合いでクリーニングしていますか?


クリーニングに出すのは月1程度ですが、洗濯は毎日しています。夏に向かうこれからの時期は気温も高まるので、洗濯の回数や量が増えると思いますね。先ほどの汚れのこともそうですが、勤務中は動き回っているので意外と汗をかくんですよね。だから、実は今回の取材のお話を聞いたときに防汚効果のあるシャツとパンツを着られるということで、すごく楽しみにしていたんですよ(笑)。




防汚機能を備えて見た目もクール!
仕事着に最適な「+CLOTHET」の服は私服にもOK!


SHIRTS|Dress Casual Shirts Color:White:¥9,180


__では実際に着てみていかがでしたか?


着た感じはまったく違和感がなかったですし、デザイン的にもベーシックでとてもかっこいいと思います。個人的には大き過ぎず小さすぎない繊細なシルエットが気に入りました。身体の作りを考慮したパターンのおかげでストレスもなく動きやすかったですし、プライベートでもこういった白シャツはよく着るので、オフの服装に取り入れるのもありだなと思いました。


__チノスラックスはいかがでしたか?


シャツと同様でストレスは全く無くて快適でした。適度に見られる光沢がちょっとスタイリッシュさを強調していて大人っぽいですよね。普段着としても使いたくなりました。残念ながら今回は、白シャツもチノも防汚効果のほどがわかるほどの汚れる状況がなかったのですが、見た目がお洒落で着心地が良いというだけでもテンションがあがりましたね。


PANTS|Non Pleated Trousers:¥11,880


__ワインのように「お洒落でかっこいいお酒」というイメージをビールにも浸透させたいという意味では、今回着ていただいたアイテムなら十分マッチする、と。


そうですね。お店でのビアソムリエは、ディズニーランドのキャストのような存在が理想なのです。当店はレストランですが、イメージ的にはビールのアミューズメントパークを目指しておりまして、ビールの味はもちろん、お店の内観やスタッフの着こなしなどを含めて楽しんでもらいたいと思っているので、ユニフォームはかっこいいに越したことはないです。今回のアイテムは私服としても着たくなるくらい格好良くて、しかも防汚加工を施しているっていうSVB東京のための服と言っても過言ではないかも(笑)。


「スプリングバレーブルワリー東京」ビアソムリエ
石井 努(いしい・つとむ)


長年イタリアンを中心にホール業務を経験し、2014年にはソムリエ資格を取得。昨年秋より「スプリングバレーブルワリー東京」に参画。ソムリエ「日本ソムリエ協会認定」と、ビアソムリエ「ジャパンビアソムリエ協会認定」の資格をもつ。


スプリングバレーブルワリー東京

代官山駅から徒歩3分。その場で作られている10種類を超えるクラフトビールと、旬な食材を駆使したオリジナルフードが楽しめる。初心者でも好みを伝えれば、ビアソムリエがお客様にマッチしたビールを教えてくれます。


東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山
03-6416-4960(受付時間10:00~22:00)
月~土8:00~24:00(L.O.22:30)、日8:00~22:00(L.O.21:00)
※テラス席は 22:00まで営業(冬期をのぞく)。
https://www.springvalleybrewery.jp