リサイクルスビン

ボタニカルダイ Tシャツ

+CLOTHETを代表する素材であるスビンプラチナム。その製品生産工程で生じる裁断くずを回収して新たな糸を生み出し、そこから新たな製品へと繋げていく「リサイクルスビンプロジェクト」。昨年のローンチに続いて今シーズンは、リサイクルスビンTシャツを、スビンコットンの枝から抽出される染料によって製品染め(ボタニカルダイ）をおこないました。循環と再生のストーリーにより生み出された新たな商品の誕生です。

生地とデザイン

リサイクルスビンTシャツ

Tシャツを作る過程で、縫製工場から出る裁断くずを回収し、反毛（はんもう）という特殊な工程を経て、再び新たな糸として生み出された「リサイクルスビン」。その糸を度目を詰めて天竺編みすることで、味わいのある表情の生地となっています。しっかりとした厚みのある肉感、ネップなど凹凸感のある表情はこれまでのスビンプラチナムとは違った雰囲気が特長です。
デザインも今までのテーラードTシャツとは設計から考え方まで全く別物と捉えてカジュアルな雰囲気を前面に押し出しています。

ボタニカルダイ

スビンコットンの枝から抽出した染料を使用

今回、クロスクローゼットの象徴的な素材であるスビンコットンにまつわるカラーを使用したいと考え、スビンコットンの枝から色を抽出した染料を使用しました。ボタニカルダイは色の安定性のため少量の化学染料を使用していますが、90%以上が植物染料で構成されています。今回は枝から抽出したカラーの中から、光を感じさせるオレンジ系のカラーを採用し「サンセット」と名付けました。