SPECIAL T-SHIRTS PROJECT by Yoshimasa Hoshiba

定番のテーラードTシャツをさらにアップデート。
大人の願望を満たす、スペシャルなコレクション。


昨年の夏に発売して以来、好評を博している「テーラードTシャツ」。その名前の通り、テーラー監修によるパターンメイキングにより、着用時の立体感と着心地にこだわり抜いた大人のTシャツです。
今回は講談社のウェブマガジン『FORZA STYLE』編集長であり、ファッションディレクターとしてもおなじみの干場義雅氏の提案により、ブランド初となるビッグシルエットと、サイズバランスにこだわり抜いたレギュラーの2モデルをご用意。また、この企画のために厳選したプレミアムな生地にもご注目ください


Photography:Yuco Nakamura(C STUDIO)
Edit:K-suke Matsuda(RECKLESS)


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ジャケットの下に着てもごわつかないのは、計算されたパターンメイキングの成せる技。



ブランドの定番アイテムであるテーラードTシャツは、ジャケットのインナーとして着用しても、ごわつかずにすっきりとした印象に見えるのが特徴です。


また、着用した際に前裾が引き上がることを軽減するため屈伸体気味に設計したり、肩線を後ろにずらし袖山と肩にイセを入れることで腕の稼働に伴うゆとりを確保するなど、従来のTシャツにはない画期的なパターン・手法を積極的に取り入れることで、快適な着用感と見た目の美しさを実現しました。


希少なインド綿・スビンの最高峰「スビンプラチナム」を採用。



コットンの種類には、綿花の繊維の長さが35mm以上の「超長綿」と呼ばれるものがあります。綿花の繊維は長いほど細くなるため、生地に仕上げた際に、手触りが良く、光沢のある上質な表情に仕上がります。


その超長綿の中でもとくに繊維が長く、その希少性において最高峰と称される「スビン」。そして、さらにその中でも最高品質を誇るファーストピック(初摘み)のみを糸にしたものが「スビンプラチナム」です。


今回のTシャツには、この「スビンプラチナム」を原料に使用し、スビン特有の光沢としっとり感をさらに引き立たせるため、ハイゲージスムースに編み立てました。


ブランドアイコンの刺繍を、ボディと同色にアレンジ。



定番のテーラードTシャツは、ボディと別色の刺繍が左裾のスリット部分に施されていますが、今回のスペシャルモデルでは刺繍をボディと同系色にしています。


また、縫製は国内屈指のファクトリー「ランティエ」が手がけています。高い縫製技術だからこそ生み出せる抜群の着心地や、長く愛用するほどに感じる耐久性を体感していただきたいです。


※工場取材記事はこちら : 縫製工場「ランティエ」


現代人の多様なスタイルに合わせて、ビッグシルエットモデルが登場。



干場氏の提案により、ブランド史上初となるビッグシルエットモデルが誕生しました。レギュラーは1(S)〜4(XL)サイズ、ビッグは2(M)〜3(L)サイズで展開しており、自分のスタイルやTPOに合わせて、好きなシルエットをお選びいただけます。


Special Interview



Fashion Director
干場 義雅 Yoshimasa Hoshiba


<Profile>
1973年、東京で3代続くテーラーの家に生まれる。数々の人気男性誌で編集者として活躍し、『LEON』や『OCEANS』の創刊にも尽力。2010年にファッションディレクターとして独立し、2012年には自身の会社「スタイルクリニック」を設立。新聞・テレビ・雑誌・ラジオなど、メディアの枠を超えて活躍。TOKYO FMのラジオ番組メインパーソナリティや、講談社デジタルメディア『FORZA STYLE』の編集長も務める。


好みのシルエットを好みのサイズで。十人十色だから、洋服は面白い。


Tシャツのシルエット選びは、ジャケットの大きさやフィッティングの好き嫌いによるところが大きいですよね。たとえば、タイトフィットが好きな方であればレギュラーを選びますし、今のトレンドのように少し大きめのシルエットで着たいのであればビッグを選ぶでしょう。もちろん、ビッグを選んだ方の中にも細いパンツを合わせたいという方もいれば、太いパンツを合わせたいという方もいます。つまり、自分の着こなし方や見せ方で、好きなシルエットを選ぶことが求められているということです。


そういったさまざまなスタイルに応えるため、今回はビッグシルエットを提案しました。レギュラーの方も、身体が美しく見えるようにサイズバランスにこだわっています。だからと言って、レギュラーかビッグの2択から選ぶ必要はありません。あえてレギュラーの大きいサイズを選ぶこともできますし、ビッグを小さめのサイズで着るというのも良いと思います。いつものサイズ感覚に捉われず、色々な着方を楽しんでいただきたいです。



左:Regular(白)、中:Big(黒)、 右:Big(白)
モデル身長:178cm


私の場合、基本的に仕事がある時はレギュラーをジャストフィットで愛用しています。レザージャケットを着る時も、レギュラーの方が好みですね。休日にどこかへ遊びに行く時には、ビッグのTシャツをゆるめに着て、太めのパンツにスニーカーを合わせるのが好きです。


このTシャツは、男性に限らず女性が着ても良いでしょうし、みなさんそれぞれが、好きなシルエットを好きなサイズで楽しんでいただけたら嬉しいです。同じモノでも、人によって着方や見え方が違うということこそが、洋服の面白いところですからね。