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美しいシルエットを、活かすも殺すも丈次第───短すぎれば子供っぽく、長すぎればだらしなく、裾丈によって大きく印象が変わってしまうトラウザー。オンラインショッピングでも決して失敗しないパンツ丈の“最適解”を求めて、+CLOTHETのパンツ監修を数多く手掛けてきた「IGARASHI TROUSERS」の代表・五十嵐 徹氏に話を訊きました。
長く感じればロールアップしてしまえばOK!というカジュアルパンツと違い、適正な長さでなければ残念な見た目になってしまうトラウザー。自分の股下サイズを把握していながらも、なぜか裾上げが思い通りに仕上がらないという方も多いはずです。そこでビスポークテーラー「IGARASHI TROUSERS」代表にして、+CLOTHETのパンツを監修してきた実績をもつ職人、五十嵐 徹氏を訪ねました。トラウザーのプロ中のプロの意見を参考に、ぜひとも美しいパンツにふさわしい裾丈の“最適解”を手に入れてみてください。
「私たちが勝負しているオーダーメイドの世界、あるいは1本10万円クラスのトラウザーを扱うような業態でいうと、いまは太めのシルエットがトレンドになっています。そして基本的に太いパンツの場合は、しっかりクッション(靴の甲に掛かったパンツ裾の溜まりの部分のこと)が入るワンクッション(クッションに1回折り目が入るくらいの長さ)というのが、スタンダードになっていますね」
トラウザーの専門家として年間3,000本以上のオーダーを請け負う「IGARASHI TROUSERS」代表の五十嵐 徹氏は、開口一番、トラウザー業界のトレンドについて明かしてくれました。そして一過性のトレンドに左右されない、トラウザーと裾丈との普遍的な関係性、“方程式”についても次のように語ります。
「トラウザーというのは、裾丈が長いほうが重厚でフォーマル、短いほうが軽快でカジュアルに見えます。そして裾口が太ければ股下は長め、細ければ短めがカッコいい。ただそれもシルエットや合わせるシューズ次第で変化するので、まずはどんなシーンに、どんなシューズを合わせて履くかを決める必要があります」
ファッションは自分の好みや主義主張を表現できるものですが、特にビジネスシーンなどは相手への敬意が必要であり、わきまえるべきTPOというものがあります。
「やや長めでクッションありの方が、どんな世代やシーンでも違和感をもたれることがないと思います。そして、テーラリングなどクラシックなファッション業界でいまだに受け継がれているルールにも即している。だから私は、『いつでもハーフクッションぐらい入れておいた方がいい』と考えています」
太いトラウザーがトレンドだといっても、グローバルなスタンダードはあくまで細身&やや細身のテーパードシルエット。ゆえに+CLOTHETのパンツのほとんどがテーパードだというのも、理にかなっています。そして普遍的なテーパードシルエットで裾幅は細めの17〜19cmくらいとくれば、最適な裾丈というのも自ずと答えが見えてきます。
「+CLOTHETのトラウザーには、上品に革靴を合わせるならハーフクッション(裾がギリギリ靴の甲に掛かるくらいの長さ)、スポーティーにスニーカーを合わせるならハーフあるいはノークッション(裾の溜まりがない長さ)が理想的。つまり、『ハーフクッションにしておけば間違いなし』というのが、私の結論になります」
一体どうやってそのハーフクッションを手に入れるのか、そして実際にどう見えるのが正しいハーフクッションなのか───合わせる靴によって、トラウザーの裾がどんな見え方の変化をするのかについて、具体的に教えていただきました。
レザーローファー × 裾幅19cm (Tropical Two Pleats Trousers)
レザーローファー × 裾幅17cm (Tropical Easy Trousers)
チャッカーブーツ × 裾幅19cm (Tropical Two Pleats Trousers)
チャッカーブーツ × 裾幅17cm (Tropical Easy Trousers)
ハイテクスニーカー × 裾幅19cm (Tropical Two Pleats Trousers)
ハイテクスニーカー × 裾幅17cm (Tropical Easy Trousers)
「このようにトラウザーのベストな股下寸法というのは、裾口幅や合わせる靴によって大きく変わってしまうんです。裾幅が2cm広がれば、股下は0.5〜1cm 長くすべきと考えていただいていいと思います」と語る、五十嵐氏。またフィッティングしたトラウザーはすべてダブル仕上げでしたが、シングルにするか、ダブルにするかにも明確な基準があるのだとか。
「テーパードのトラウザーの場合、革靴ならダブル、スニーカーならシングルが基本です 。どちらがよりフォーマルかといえばシングルの方なのですが、昨今のボリューミーなスニーカーには、シングルの方がバランスがいい。ボリュームがあるものにボリュームがあるダブルを合わせてしまうと、重たい印象になってしまうんです」
逆に革靴にシングルではすっきり軽く見え過ぎてしまうので、ローファーでもオックスフォードでも、ダブルを合わせるのがよいそうです。
“ハーフクッション”がどんなものかお分かりいただけたところで、次に気になるのは採寸の方法です。自身にピッタリなハーフクッションを手に入れるために、どこをどのように測ればいいのか───新しいトラウザーを購入するとき、あるいは手持ちのトラウザーをお直しに出したいとき、失敗しない正しい採寸の方法も教えていただきました。
「股下を自分で指定して購入するというのは、結構難易度の高いこと。でも+CLOTHETのトラウザーを購入するくらい意識の高い方であれば、ジャストな裾丈の重要性を理解されているはず。ジャストを目指すための、正しい採寸方法はマスターしておいていただきたいところです」
五十嵐氏によれば、ジャストな丈感の新しいトラウザーを手に入れる最も再現性の高い方法は、気に入っている手持ちのトラウザーの裾幅と股下、そして総丈(ウエストベルトの上端から裾までの直線距離)を踏襲すること 。裾幅がほぼ同じであれば、同じ股下に設定すれば間違いがないというわけです。
「まず用意するのは、丈感の気に入っているお気に入りのトラウザーとメジャーです。平らな場所にトラウザーを置き、又下中央の十字の部分を起点として縫い目に沿って真っ直ぐ裾までの長さを計測します。裾幅も忘れずに測っておいてください。しつこいようですが、裾幅次第で股下の寸法は変わってしまいますので」
こうして計測したデータを保管しておけば、実店舗でもオンラインでも、ジャストな丈のトラウザーが購入できるはずです。それでも慣れないうちは、失敗のできない思い切った丈詰めに勇気がいることでしょう。そこで誰でも安心してチャレンジできる、とっておきの”裏技”も教えていただきました。
「購入するお店でも、街のお直し屋さんでもいいのですが、『ハーフクッションで』とお願いすることですね(笑)。そうすればプロの方がちゃんと採寸して裾幅に併せた“ハーフクッション”に仕上げてくれます。こうして自分のその基準となるデータを採ることができれば、次回以降のオーダーはかなり容易になると思います」
さらに、お直し担当者と“ハーフクッション”の認識を共有するために最も有効なのが、画像で見せること。不安なときにはぜひこの記事の写真を見せて、間違いのないお直しを行いましょう。
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