生地のプロが語る、洋服を長く愛用するためのお手入れ 〜白Tシャツ編 PART2〜

生地のプロが語る、洋服を長く愛用するためのお手入れ 白Tシャツ編PART2

 

いよいよTシャツが活躍するシーズンの到来です。Tシャツには吸水性の良い綿などの素材が好まれますが、その反面吸水性が良いということは汗や皮脂汚れも吸収しやすくなります。その結果、汗や皮脂汚れが蓄積し、酸化することで嫌な黄ばみが発生するケースがあります。


今回はそんな嫌な白Tシャツの黄ばみを防ぐ方法をQ&A方式でお届けします。


第一弾の「白Tシャツ編」はこちら
第二弾の「コットンニット編」はこちら
第三弾の「パンツ編」はこちら




Q:おすすめの洗濯方法を教えてください。

一番のポイントは汗や皮脂汚れが付着した際は、長時間放置せずに可能な限りすぐに洗うことです。その際、洗濯前に汚れが付着しやすい衿、袖、脇回りには洗濯用洗剤や酸素系漂白剤などを使って手もみやブラシなどで優しくなじませ、それから通常の洗濯を行います。
その際、お風呂の残り湯を使用されている方もいるとは思いますが、残り湯には人の体から出たタンパク質などがいっぱいで黄ばみやニオイの発生原因にもなりますので、避けていただく方が良いでしょう。


*左からウタマロ石鹸、酸素系漂白剤(液体)、酸素系漂白剤(粉末)


Q:黄ばみが発生してしまった場合はどうすればいいですか。

黄ばみが発生した場合は40℃ぐらいのお湯に酸素系漂白剤を溶き、20分程漬け置きしてから洗濯機で洗ってください。もしくは石鹸を使った方法でお薦めなのがウタマロ石鹸です。洗濯前に黄ばみの箇所にウタマロ石鹸をつけてもみ洗いした後に、通常の洗濯を行ってください。効果バツグンです。


それでも落ちない場合は裏技として、40℃ぐらいのお湯に塩素系漂白剤を溶き、30分程漬け置きしてください。基本的にクロスクローゼットのTシャツは洗濯絵表示では塩素系漂白剤の使用は不可にしていますが、黄ばみが気になる場合や、白のTシャツのみで洗濯する際に限り、ご使用ください。なお、塩素系漂白剤は漂白力が強い分、取り扱いに注意が必要となります。以下の点に注意してください。




すすぎは十分に行ってください。
他の洗剤とは混ぜないでください。
白Tシャツ以外には使用しないでください。
素手で触らないでください。
十分に換気してください。
綿100%以外には使用しないでください。


Q:干し方について教えてください

洗濯後の干し方も大事です。
直射日光は日焼けや黄ばみの原因になりやすいので、風通りの良い日影に干してください。




お気に入りのTシャツもちょっとした工夫で長く着用頂くことが出来ます。たとえ黄ばんでしまったとしても、諦めずにトライしてみてください。
Tシャツが気持ちの良いこれからのシーズンをお楽しみください。