Yoshimasa Hoshiba × Yuta Minami SPECIAL SHIRTS PROJECT Vol.03

テーラーの家系に生まれ、さまざまなファッションメディアで活躍するファッションディレクターの干場義雅氏を迎えたプロジェクトが始動します。記念すべき第一弾は、氏が並々ならぬこだわりを持つという白シャツ。干場氏の感性と、シャツテーラー・南氏のテーラリング技術、「+CLOTHET」が厳選した生地の化学反応が生み出す、“スペシャルプロダクト”の開発模様をお届けします。



Fashion Director
干場 義雅 Yoshimasa Hoshiba

<Profile>
1973年、東京で3代続くテーラーの家に生まれる。数々の人気男性誌で編集者として活躍し、『LEON』や『OCEANS』の創刊にも尽力。2010年にファッションディレクターとして独立し、2012年には自身の会社「スタイルクリニック」を設立。新聞・テレビ・雑誌・ラジオなど、メディアの枠を超えて活躍。TOKYO FMのラジオ番組メインパーソナリティや、講談社デジタルメディア『FORZA STYLE』の編集長も務める。



【Vol.03_サンプルチェック編】


目指すのは、モダンで汎用性の高いシャツ

__前回のお打ち合わせ内容を踏まえて制作したサンプルがこちらです。



干場:シルエットは良いですね。身幅をあまり絞り過ぎると、スーツのスタイリングの時にしか着られないシャツになってしまうので、良いバランスだと思います。



干場:ただ、襟がワイド気味なので角度をもっと前に振っても良い気がしますね。メジャーはありますか?



干場:やっぱり、少し大きいですね。測ってみたら8.5cmほどありました。襟が大き過ぎるとクラシックな印象になるので、もう1cmくらい小さくした方がモダンに見えると思います。あとは、もう少し前振りにして着用時に襟先が鎖骨に当たらないようにしたいですね。



干場:個人的にはモダンで汎用性の高い白シャツを目指したいです。昨今は、ビジネスシーンの着こなしも多様化しているので、ジャケットやスーツだけではなく、ジーンズにも合わせられる方が良いと思うんですよね。白シャツは、さまざまな局面で活躍するものなので、オールマイティに使えるものがベストだと思います。

【VOL01_生地編】は、こちら


【VOL02_襟型編】は、こちら


【VOL04_刺繍編】は、こちら


【VOL05_完成編】は、こちら



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